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社内で勉強会 ~テーマは腎機能~

2016年2月20日

少しずつではありますが、全国的には検査値を載せている処方せんを発行する医療機関が増えてきているようです。

私たちの薬局でもそのような処方せんをいただくことがあります。

そういった流れに対応し、より質の高い処方監査を行うため2月10日、社内で勉強会を開きました。

今回、テーマにしたのは腎機能です。

勉強会を通じて獲得する目標は、

①患者様の腎機能を把握すること、②それをもとに患者様に応じた処方となっているかどうかを判断する、という2点です。

CKD診療ガイド2012(日本腎臓学会)を資料に用いて、①CKDの定義、診断、重症度分類、②尿毒症毒素の管理、③CKDにおける薬物治療の注意について学習しました。

①では血清クレアチニン、年齢、性別により腎機能を評価することを学びました。

②ではCKDステージG4~G5で球形吸着炭(クレメジン)内服療法が行われることがあり、検査値がわからないような場合でも処方されている患者様の腎機能がどの程度にあるか推察するポイントになると考えられます。

③ではどのような薬で注意が必要なのか、適切な処方量になっているかどうか検討するときには、患者様の個々の体格に応じて体表面積を補正しないeGFR(mL/min)で評価し、薬の減量や投与間隔をあけることを学習しました。計算が複雑なので日本腎臓病薬物療法学会のホームページを活用することも有用です。

今回の勉強会を通して、職員の知識を高め、それを共有することができたと思います。

 

この学習会を行った翌日2月11日は祝日で、安田女子大学薬学部で開催された第8回安佐薬剤師会学術大会に行ってきました。

そこで行われた教育講演でも腎機能にまつわる話があり、さらに詳細な内容を学習しました。また時間を作って配布されていた資料を読み込んでいけたらと思いました。

腎機能を把握し薬物治療に活用していくことは、今後の薬剤師にさらに求められていくスキルだと意識して業務に生かしていきたいと思います。(By:TUKASA)

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